発達ガールの交換日記

大人女子二人!ふきちゃん(ADHD)とshe(ASD)が毎週ひとつのテーマについてそれぞれの視点で語ります

発達障害・診断のきっかけは?(ふき)

こんばんは!ふきです😘

 

sheちゃんも自己紹介をしてくれたので、今回から「テーマ」を決めて、sheちゃんとふき、二人それぞれの視点から記事を書きたいと思います✨

 

はじめに選んだテーマは、「発達障害を診断されたきっかけ」。

まず私のことを書きますね。

 

私が発達障害を診断されたのは今年の6月頃のことです。

 

思い出せば、前の職場でのいじめがきっかけでした。いわゆる「お局様」という立場の人に嫌われてしまって、「あの仕事ができないやつ!」って陰で言われたり、とにかく辛かったな。隣の部屋で、わざわざ私に聞こえるような音量で話すの。とても意地悪な人だったと今でも思います😭

 

確かに、私は仕事ができません。特に、前の職場は一人一人の仕事量が多く、常にマルチタスクを要求され、さらに多くの人と関わらなければならず、私には向いていませんでした。自分が思っている以上に、周りに迷惑をかけていたと思います💦

 

退職を願い出た後も周りからの嫌がらせが酷く、職場から泣きながら電話をかけた先が、今お世話になっているメンタルクリニックです。その病院の先生は飛び込み患者の私を受け入れてくれ、さらに「あなたは発達障害かもしれない。検査をしてみませんか?」と勧めてくれたのでした。

 

私は「発達障害かもしれない」と言われ、嬉しかったです。大げさだけれども、何らかの光明が見えたような気がしました。

 

マルチタスクができない。人付き合いが苦手。常に心に苦しみを抱えている。

 

そうした自分の状況に「名前」が付くのなら、是非付けて欲しいと思っていたからです。現実から逃げる理由や、仕事ができない理由が欲しかったのではありません。とにかく、苦しみの理由が知りたかった。理由もなしに常に苦しみだけ感じている状況は、ただの拷問です。原因がわかれば、何らかの解決策が見えてくる。例え「障害者」になったとしても、それが自分の本来の姿ならば、受け入れるほかないと思いました。

 

数ヶ月かけた検査の結果、私はADHDASD、どちらの特性も持った発達障害者と診断されました。

驚いたことに、その診断を聞いた頃から、それまでずっと苦しんで来た、「抑うつ感」が和らいで来たのです。自分自身が新しく生まれ直したような、そんなさっぱりとした気分になったのです✨

 

勿論、診断によって感じた自分の限界、絶望感もそれなりにありましたけれども。

自分の事を知る。長所や弱点を知る事って、大切です。とても生きやすくなりました♫

 

職場を変わった現在、残念ながらもう一度転職せざるを得ない状況に陥っています……笑💦

自分の特性を生かした働き方ができないものかと、模索する日々です。

 

ふき